2003/8/31 (日) 宗教始めました2(続報)
そんなこんなで、唐突ですが∀教の組織の概略(特に人事)を説明するよう 圧力 依頼があったので、及ばずながらやらせて頂くことになった熱心な信徒のさくらです。
アーメン。
さて、「説明しる」と云われても、さくらはそこまで組織の構造を把握している訳ではありません。
そういえば忘れてました。
「組織図を図解で“分かりやすく”示せ」という条件が付いてました。ちょっとひどいです。
泣いても始まりません。まずは手元の資料に因ると、
>当団体は、教祖であり創始者たる教皇の独裁体制をもって組織、運営され、
つまり、教団∀教は教皇(教祖と思われる)を頂点とした独裁宗教のようです。別にこれは普通ですね。
興味深いのは次の文句、
>別に、代務者を能力に応じて抜擢し、代表者をコンテストで選出する
代務者の扱いが知事みたいなのが気にかかるところですが、それより代表者ってコンテストで選んじゃって良いんですか!
独裁って名乗ってるのに!
宗教法人法の原則に従うと、教祖はとりあえず責任役員の地位にあるようです。現実の宗教団体ではもっと権限は大きい筈ですけど、
∀教も例外では無いと思います。多分。法律上はどうあれ、権限は規定でいくらでも拡大できますし。
それと、他に独立した秘密諜報機関などもあるようですが、極秘らしいのでここでは割愛させて頂きます。
今度は∀教の要(他の宗教団体でも同じですが)、信者の扱いについてです。
>明確な「信者」という概念はありませんが、それに相当する「メンバー(構成員)」や、住み込みに近い形で働く「プリースト(僧侶)」など
出家すれば僧侶になるようです。読んで字の如くですね。
>メンバーは教団に奉仕したり、労働力を提供します
>教団は (中略) ごはんを提供します
>「ミッション」は構成員を時間的に拘束してしまう可能性を考慮し、住み込みのプリーストを中心に
>ミッションは最適な人材をリーダーとした数人程度の小規模な「ユニット」が実行
「ミッション」とは、通常業務とは異なる企画みたいなモノのようです。教団の維持運営が仮に戦略ならば、戦術のようなものかも知れません。
また、ここでは省略されていますが、ユニットの長は特にユニットリーダーと呼ぶらしいです。
(直接関係はありませんが、ミッションには宣教という意味合いもあります)
さて、他の情報も加味すると、通常業務は信者、出家信者が共に支え、ミッションを提案する、又は参加する権利(と義務?)を有し、
代務者に抜擢されることもあれば、コンテストで代表者に選ばれることもある。と、いうことですね。厳密には幹部クラスだと出家しないといけないのでしょうけど(注釈はないが慣例上)。
んと、で、人事的にはほとんど出揃ったんだけど・・・。そういえば図解が要るんでしたね。
役員名の読み替え表も同封されていたので、それを併記すると大まかな「組織図」は以下の通りとなります。
もちろん資料から読み取れる範囲ですので、実態は謎ですが―。
ここまでが幹部クラス、ここからは実働部隊です。
但し、宗教団体なので幹部でも現場に出ます。
界王様のあたりには「魔王」とか別の名前も記載されていましたが、混同するので省きました。
また、日本語(中国語含)表記を主としていますが、普段の呼称はバラバラです。
あと、ひとつツッコミを入れさせてもらうと、最後の準構成員の英語表記「primate」はどうかと思います。
primate“s”は霊長類ですが、primateは霊長類の動物という訳と共に、大主教(首席司教)という意味もあります。
一体何を意図しているのか、気になるところです。
はい、これで「説明しる」の依頼は達成です。中途半端だけど、そう信じたい。長くなってきましたし。
信徒100億に幸あれ(強引)。
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